心霊現象一般について <<幽霊が背後を通り、背筋が凍る件>> ネズミにある液体を浸した布を近くに置くと、ネズミの体温が3度も下がる。 この液体とは蛇のエキス。蛇が天敵であるネズミは蛇に見つからないよう体温を下げる。そう、蛇は温度を感知してエサを認識しているそうだ。 この恐怖を感じると体温が下がることは、実験から証明されている。 人間にとって恐怖は、暗闇であったり、過去その場所であった恐怖のエピソード。 恐怖を感じ、体温が下がって背筋が凍るのだ。 <<幽霊を見てしまう件>> なんでもないシミや汚れが、脳の錯覚で人の顔に見えることをパレイドリア現象という。 太古、人間は人の顔をみて、その表情で敵か味方かを判断していた。 この表情を読み取る能力が、なんでもない模様を錯覚することにつながっているのだ。 懐かしい話だが「人面魚」、またマナティーというアシカみたいなのを「人魚」と間違えることもそういうことのようだ。 <<火の玉>> 人は極限状態(恐怖を感じる)のとき、存在しない光を見るそうだ。やはり上と同じ脳に由来する現象だそうだ。このことは最近の脳科学の発達で、後頭部のなんとかって場所が反応するようだ。 つまり火の玉は、脳が存在しない光を作り上げて、人はそれを勘違いするようだ。 <<臨死体験>> 臨死体験者がそろって「暗いトンネルの先に、小さい光があってそこに向かっていくと体験したことのない居心地の良い光に包まれる。しばらくすると絶対に存在しない(既に死んだ両親や配偶者などが立っている」と話す。 これは、脳に血液がいかない状態のとき(死ぬ直前)、まず視覚から失っていくそうだ。死ぬ状況に陥ると脳はまず暗闇を作り(暗いトンネル)、こんどはその暗闇のトンネルの先に、なんともいえぬ安らぎの光をつくるそうだ。死の痛みを和らげる脳のシステムということのようだ。 <<幽体離脱>> 当たり前だが幽体離脱を話するのは、蘇生したときのみである。蘇生後その時の記憶を作り上げ自分を眺めているように脳のエラー(錯覚)が発生するようだ。また、意識がないときでも聴覚は動いていることが多いそうでその時の情報などにも影響し、そう錯覚するようだ。 <<前世>> 幼い子供が「まえはイギリスのお城に住んでいた