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ゴルゴ13へのオマージュ

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「漫画は世界に誇れる日本の文化」と言われますが、最近の漫画を読まない私にとってあまりピンときません。しかし、日本映画やドラマの原作が漫画というのも珍しくないようです。 聞けば最近は女性も漫画好きが多いらしいんですね。正直驚きです。 私は、 どうも最近の漫画を読む気がしないのです。 もちろん私も子供〜学生の時まではそれなりに漫画を見ていました。 そんな私の(ひと昔)漫画のベスト3を発表します。 第3位 「愛と誠」 梶原一騎先生原作の純愛漫画です。 額に傷を持つ「大賀誠」とブルジョアお嬢様「早乙女愛」の二人を軸に話は展開してゆきます。 キャストは、「君のためなら死ねる」で有名なウラナリ学生「岩清水弘」や拷問時には傷口に塩を摺り込む通称「浪の花」の使い手、影の大番長「高原由紀」、影の校長「座王権太」、新宿のヤングマフィア団長の「佐土屋峻」など強烈なキャラが愛と誠に襲いかかります。 物語は、とにかくロマン主義を貫いているところが最高です。 第2位 「ブッダ」 手塚治虫先生の題名そのままの「ブッダ」の一生を描いた漫画です。 私のものの考え方にかなりの影響を与えてくれました。 そして栄えある第1位は、 「ゴルゴ13」です。 小学生高学年に初めて閲覧したときは何を書いているか分からなかったんですが、高校生になって読み返してみると初めてその内容を理解しました。 ゴルゴ13は超一流の殺し屋で、狙撃成功率はほぼ100%。どんなに厳しい状況にあっても沈着冷静。時間に正確。他人に大切な手を預ける握手を絶対しない。などなど妙に説得力があるエピソードが満載です。 いま何巻まで出てるか分からないけれど、多分150巻以上は出てると思います。 そんな子供の頃から大好きなでしょうがないゴルゴ13になりきってみました。 どっからみてもゴルゴでしょ?

ベートーヴェン第九

第九のすすめ 楽聖ベートーヴェンは1770年ドイツに生まれる。日本は江戸時代中期、10代将軍徳川家治の頃。ナポレオンは一歳年上。 ベートーヴェンの第九は、人類が作り出した奇跡の音楽。 歓喜の歌で有名な第四楽章で頂点を迎えるが、第一楽章の激烈さ、第二楽章のドライブ感、第三楽章のこの世のものとは思えない美しく優しい音色。 そして第四楽章は人類の至宝。言葉が出ません! そんな第九は名曲だけあって、ものすごくいっぱい種類があってどれがいいのか? わたしが聞いた衝撃を受けた第九は、1942年ナチスドイツ下で演奏した フルトヴェングラー指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団だ。 音はモノラルで良くないけれど、これほど高揚する音楽は他にない。第五「運命」も力がみなぎるが「第九」には及ばない。 この歴史的なCDを聴くのもいいけど、やっぱり生で聴く第九は圧倒的だ。ダマされたと思って一生に一度は体験することをおすすめする。 私は生で聴いたとき、気分が高揚し身体が熱くなって玉の汗を額に浮かべて聴いていた。 心からの感動は「一生もの」である。