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3月, 2010の投稿を表示しています

パルファムちゃん

昨日のティッシュケースについて 一部熱狂的なファンから「私のために作って!」という要望がありました。 パルファムちゃん、もちろんあなたのために作りますよ、心をこめて。 あなたを今日から、Sumida名誉Coomingにしてあげる。

ティッシュケース

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縫製は難しいですね! ティッシュケースを作ろうと思い型紙を起こしチャレンジしてみました。構造はとっても簡単だからすぐに出来るかと思ったけれど、これがうまくいかないんです。実は昨日からやってみていたんですがティッシュが入るため若干立体に作らないといけないんです。だから、微妙なカーブを作り縫製するときにあわせて縫いこむんですよね。これは二つ折りの財布の技法を職人さんに教えてもらった応用なんです。 ミシンはISHIDA製の家庭用。ズボンのすそをつめたり、巾着をつくったり ようやく出来上がったのは右の写真。ちょっとゆがんでますが初めての出来には満足してます。 もちろん本物の毛じゃないんですが、毛羽立ちは本物並みで鼻がむづむづします。 同じ型で右の生地でも作ってみました。 誰か作って欲しい人がいたら作ってあげますよ!

長命寺の桜もち

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本日は、横浜から親戚が我が家へ遊びに来ました。目的は、隅田川の花見。私の家から隅田川の桜並木は歩いて15分ほど。夏は同じ場所(桜橋あたり)は、隅田川花火で盛り上がる場所です。 今週はじめ開花宣言が出たのですが、連日の雨、低温と川沿いのため7~8割はつぼみの状態です。来週末が満開らしく一週間早かったけれどそれはまぁしょうがないことで…。 その川沿いを浅草松屋側から歩き始め、途中桜橋(Xの形になっている橋)に到着しました。春らしいあたたかい日差しを受け心もゆっくり開いていく気分です。その橋の向島側へ渡るとお茶屋さんが軒を並べていました。甘酒や焼き鳥、記念品などが並んでいます。墨田区の町おこしの気合が少しだけ感じられました。 場所も向島ということもあり、その甘酒を飲ましてくれる店には配膳として芸者さんが活躍してました。みなさんも知ってると思いますが、向島はお座敷料亭のメッカなのでその墨田区の町おこしに芸者さんが賛同してがんばっているのでしょう。 やっぱり女性はおしろいを塗ると違いますね!なんともいえぬ雰囲気になるんですよね。あれはなんなんでしょうか!ただ、春の日差しにはあわないのは確かで、ちょっと違和感を感じました。配膳している芸者さんは、おそらくは30歳を超えている人がほとんどで、写真を取る気持ちが沸きませんでした。                                 そこからすぐ近くに「長命寺 桜」と「言問団子」が隣接してます。遠目からみても、行列してました。もちろん花見の季節はいつも長蛇の列なのですが、今日は親戚がこれを楽しみにきたので並ばないわけにはいきません。約30分待ちで「桜もち」を購入しました。 わたし個人的には「言問団子」が大好きで、「桜もち」に関しては、それほど…って感想だったのです。ところが今日改めて食べてみると「桜もち、おいしいじゃない!!!」 今度すいた時にまた買いにこよう。

春望

御存知、中国は杜甫の『春望』です。 国、破れて山河在り 城春にして草木深し 時に感じては花にも涙を灌ぎ 別れを恨んでは鳥にも心を驚かす これを昨日の私の心境に照らし合わせました。 夢、破れて山河在り 川口春にしてハマリ深し 時に感じては車券にも金を灌ぎ 選手を恨んでは新聞にも心を驚かす

ビューティフルモーニング

昨日、朝7時30分より自宅から人形町まで散歩しました。 祭日の朝とは思えぬほどクルマの量が多く、いくらハイブリッド車が多くてもこれじゃ「エコじゃないな」と、大きなため息をつきました。 空を見上げると台風一過のごとく見たことのない、「青い空」でした。 街角にこれから咲き始める「染井吉野」のつぼみがもう少しで割れそうなのをみると、「やっぱり春だね」と口元が緩みました。 重盛の人形焼きと久助のこわれ煎餅をお土産にもって、カフェのブレックファーストでトーストをほおばりました。苦めのコーヒーの香りが脳を刺激してくれるます。 充実した朝を満喫し自宅へ帰り、やがて聞こえない声が聞こえてきました。 「今日はGⅠだぞ」 こうして川口へ向ったのでした。

美しい勝利

彼の名前はビューティーウィン。  3月20日の茨城は、朝から良い天気だった。気温は3月にしては暖かく、前日の雨が影響し浅い霧が立ち込めていた。腕時計に目をやるとまだ午前6時前。 「早いスタートは3文の得だな。確かスタートは7時11分だからあと一時間ある。パター練習でコンセントレーションを高めておくか」  ビューティーウィンはゴルフに来るたび判を押したように同じ所作を繰り返す。ゴルフの朝食はコンビニで赤飯おにぎり。ゴルフの帰り道はコンビニでどら焼き。同じことの繰り返しことが自分を強くしていくことを無意識に知っていた。  7時11分、鋭い金属音が白い弾丸が霧を切り裂いた。緩やかに右に流れるボール軌道は女性の腰のくびれのように妖艶な曲線を描いていった。 「ナイスショット!」  ビューティーウィンはそういわれても自分では(微妙だが)いつもと違うインパクトを感じていた。  前半終わってのスコアは決して納得できるものではなかった。昼食は、しかし、談笑の時間だ。自分のコンディションだけを気にしすぎると角が立ってしまう。仲間あってのゴルフ。このことが理解出来るようななったのは、実は40歳を過ぎてからだ。 「自分は一人で生きているわけじゃない。みんなの力添えがないと生きていけないんだ」いつも心で繰り返すことが癖になっていた。  仲間との談笑とおいしい料理を腹いっぱい食べたビューティーウィンは、午後のラウンドに備え瞑想した。これは彼がコンセントレーションを高めるもうひとつの方法だ。 午後のファーストショットは午前と同じく少々違和感を感じる。控えめではあるが、とうとう感情が出てきたビューティーウィンは、こう、つぶやいていた。「何がいけないんだ!オレが何をしたんだ!!」 午前から一緒にラウンドしていた同僚のヴィクトリーが一言声をかけた。 「いつもより動きが急いでいるんじゃないかな?」 あっ、あ~!!そ、っそうか!心で絶叫したビューティーウィンは自分ですべてがわかったようだ。 迎えた14番ホール。パー5。難攻不落の呼び声高い「笠間カントリークラブ」は、独特な緊張感がある。その緊張感を春の日差しが和らげる。  第一打は先ほど開眼したドライバーを意識的にゆっくり振り上げ、そして振り下ろした。まっすぐ飛んだ。しかも会心の当たり。落ちた先はカート道。跳ねた。跳ねた。いつもより50ヤードは前進しただろ

禁煙道

今日から わたしは禁煙します。 わたしは禁煙の方法を考えだします。 わたしは禁煙の方法を伝道します。 わたしは禁煙道の開祖に昇天します。 わたしは「特訓中!」と叫び「最高ですか!!?」と聞きまわります!

今日、吉幾三「オラ東京へ行くだ」の替え歌を作ったのですがあまりにも嫁の反対にあい、投稿を取り下げました。ちょっと毒が強かったみたいです。 毒といえば体の中の毒を抜くために久しぶりにコナミスポーツへ行ってきました。かなりブランクがあるので今日は軽く30分ほどランニングマシーンで汗を流しました。やっぱり汗をかくのはいいことですね。とても気分が軽くなるから。 毒は早めに出すに限ります。 ***************************** 痛烈な 言葉の毒素 紫に 染まる着物は 色落ちしやすし (S-018) *****************************

デジタルアート

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過去にのせた「山中湖側からの富士山」の写真を、デジタルアートしてみました。 もちろんこれは遊びで書いてみましたが、自分の技術があがればもっと良くなると思います。がんばってよい作品をアップしていきます。 元の写真:山中湖側からの富士山 デジタルアート:作品名 「ぱすてるふじさん」 (作品No.001)

イカざんまい

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イカはなんでおいしいんでしょうか?よく父が釣ってきた新鮮なイカを食べてたけれど、当時は今ほどおいしく感じてなかったようです。年とともに味覚は変わるものですね。 千世で食べた「イカざんまい」でふとそのことを考え一筆とりました。

花見カウントダウン

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 羽田歩こう会に参加してくれた皆さん!お疲れ様でした。気温は暖かく汗ばむ陽気でしたが、春一番なのか風が強くて女性は少々つらかったかな?みな無事にゴールの羽田まで到着できてよかったです。 いろいろ楽しいことは有ったのですが、中でも公衆電話のベルがなっていたのは初めて経験なので今回の一番の思い出になりました(鮫洲の商店街にて)。  今年は開花宣言が早いようで来週あたりは咲き始めているようです。といってもすでに寒桜は満開のようです。右は、東糀谷(羽田の隣町)に咲いていた寒桜です。ソメイヨシノよりもピンクが強くこちらのほうがサクラらしいかもしれませんね。 ※もしかしたら右の写真は「梅」かもしれません。ちょっと分らないので知ってる方は教えてください。  そういえば、歩こう会のルート検討のため品川区のホームページを見ていたところ、「目黒川 夜桜探検クルーズ」という目黒川沿いに咲く夜桜を貸切舟で花見するツアーがあるようです。10名以上で一人1500円だそうで、各自お酒、おつまみを持参してOKだそうです。予約はもういっぱいかもしれないけれど、興味がある人は電話してみては?  さて本日は、朝10時に商談が有って(日曜日なのですが広島からデザイナーくるため)お昼くらいまで商談してきた後、いったん家に戻り上野の東京都美術館へ展覧会を見物しに行ってきました。  どんな展覧会かって言うと生け花です。流儀は「池坊」です。生け花の展覧会というのは初めて行ってきたのですが花瓶の形や置く位置まで考えていて(あたりまえですよね)圧倒されますね。きょうはカメラを持っていなかったので携帯のカメラで撮ったものであまりよくなくてすみません。写真の作品は私が一番いいなと思ったものです。2次元の写真だとそうでもないですが実際は左に伸びる枝がピン!と伸びてて一種の緊張感を感じます。生け花もなかなかいいものですな!  東京都美術館は上野公園内に有って、花見の場所で有名ですがすでに寒桜(オオカンザクラ)が満開でした。昨日の羽田のサクラもだいぶ咲いてましたが一日たった上野はまさしく満開。さすが上野です。  もちろんソメイヨシノ(これが咲くと本当の花見が始まります)はまだまだ「つぼみ」でおそらく今週中旬くらいから、ちらほら咲き始めるんじゃないかな? やっぱり春は何をするにしても一番いい季節ですね!久々に句をひとつ。 ***

グルの言葉

「シャクティーパッド」グル(高橋弘二)の言葉 記者に 「どうしてあなたはサイババさんの弟子だとおっしゃるのですか?」と聞かれ 「そうだからです」と答えた。 次に別の記者に 「サイババさんはあなたとの関係を否定しています」 しばらく沈黙し 「いいですか。それはサイババの勝手なんですよ」

ニーチェの言葉

『今のこの人生を、もう一度そっくりそのまま繰り返してもかまわないという生き方をしてみよ』 (ツァラトゥストラはかく語りき) 『悪とは何か?人をはずかしめることだ。 最も人間的なこととは何か?どんな人にも恥ずかしい思いをさせないことだ。 そして人が得る自由とは何か?どんな行為をしても、自分に恥じない状態になることだ』 (悦ばしき知識) 『たまには広々とした自然の中に出てリラックスしよう。自然は清々しいばかりではなく、わたしたちに何の意見も文句も言わないのだから』 (人間的な、あまりにも人間的な)

マリアカラス

マリアカラスというオペラ歌手を聞いたことがある人は多いと思います。 1950年前後が絶頂期で、圧倒的な歌声は聴くたびに感動の涙があふれてきます。 http://www.youtube.com/watch?v=1ZXwz0gj5fY 特に2分30秒過ぎからのクライマックスへのぼりつめるカラスは、これぞプリマドンナの風格です。 アンナ ネトレプコというオペラ歌手は、現代のマリアカラスといわれています。 今が旬のドラマティックソプラノです。 http://www.youtube.com/watch?v=w0diDwHtATw 私は、いまいちこの歌手は好きではないですが、歌はさすがに上手です。 オペラは、声だけ聞いているととっつきにくいですが、映像とあわせてみると(特にマリアカラス)すっと耳にはいっていけます。 みなさん、オペラを聴いてみてはいかが?

F部長のお誘い

今日の昼休み、どこからともなく昼飯いくヒト~って声が聞こえてきました。立ち上がったのは、「痛風カウントダウン」でおなじみの三太郎さん、F部長、I・T君の3人でした。ついついF部長と目が合ってしまった私は「ラーメンですか?」と小声で応えました。 私、ラーメンは嫌いではないのですが出来れば昼飯は御飯ものをとりたい方なので、丁重にお断りしよう、そう心で思いました。 F部長 「そう、上野のラーメン屋だよ」 私 「誘っていただいて、ありがとうございます。ただ、今日は胃の調子がイマイチなので、申し訳ないけれどやめておきます」 F部長 「何言ってんだよ!一緒にコッテリしようよ」 私 「でも、痛風になってしまうし」 F部長 「痛風を怖がっていたら、この時代いけていけないぞ」 あ、これが三太郎さんがカウントダウンし始めたきっかけだったんだ。心の中で気づきました。 F部長がそこまで言うのでしょうがなく上野へ向かいました。車の中は、三太郎、I・Tも無口だったのでますます「なるほど」。 ラーメン屋は「油そば 椿」という店で数人が並んでいました。さすが3人はラーメン通だけあっておいしいラーメンでしたが、いかんせん量が多い、多い。普通盛りだけどまるで大盛りのド迫力。いまだ(夕方6時過ぎ)胃の中に麺が残っていて消化しきれていないしているような気分です。 今日の夜はメシ抜きですな。 ※この物語はフィクションです。

羽田歩こう会

私は歩く。 歩くことで魂を磨く。 歩くことで欲を捨てる。 歩くことにイベントなど必要ない。 ただゴールにお酒と釜めしがあるだけで充分。 みなさん、そうですよね?

コペンハーゲン

 2月の小雨の夜、わたしは家路に急いだ。昨晩から降り続く雨が雪に変わるのではというほど東京は寒かった。まるでコペンハーゲンにいるようだ。いつものようにスーツのポケットにかじかんだ手を突っ込っこみ背中を丸め、早歩きで浅草橋の駅へむかっていた。  わたしは、40代初めの初老の男性。少し前まで気にすることのなかった前髪が少しずつ上がり始めている。また、遺伝のせいか白髪もちらほら見え隠れ。体力的な人生の境は40代はじめなのか?厄年も41歳と決まっているのはその人生の境なのか?すこしずつ趣味趣向、食事の好み、ものの考え方も変わってきている。「やはり初老なのか」。  そんなことを考えつつ、妻にこれから帰るとメールをした。「友達と食事してくる」との返答だった。「わかった」  裏手の神社からピューとつめたい風が容赦なくふきつける。かじかんだ手がさらにかじかむ。  ようやく駅に着き電車にのりこんだ。車両のドア付近ではイヤホンした若い男が両手にゲーム機を持って「カチャカチャ」とボタンを押していた。敵にやられたのか「カチャカチャ」が止まり「チィ!」と舌打ちをしたあと「カチャカチャ」が始まった。そのとなりにその「カチャカチャ」の音などまったく聞こえてない風の20代前半の女性がずっと携帯のメールを眺めていた。この二人はそれぞれ自分の世界に住んでいて、それぞれ「もしもし」と肩をたたかないと自分の世界から出てこないんだろう。 そろそろ家の近くの駅に到着するようだ。顔を窓に向けると空は分厚い黒雲が手が届くくらい低くたれこめていた。「どこかで食べてくかな?」すーっと冷たい風が体を通過した。「家で米を炊いて味噌汁を作ればそれでいいか」。背中を丸めながら家路に急いだ。  ドアの前に立ちカギを探したがどこにも見当たらない。持っていたカバンをひっくり返し隅々までさがしたが「ない」。目の前が真っ暗になり徐々に意識がなくなるのがわかった。ここで倒れてはと気を取り直し深い深呼吸をした 「ふぅ~」 深い深い深呼吸だった。 せなか当たる小雨混じりの冷たい風は、今晩で一番冷たく感じた。